マルチタスク


雪予報の関東地方ですが、それほどひどくはなっていないようで安心しました。
今年は特に寒いなと感じますが、私だけでしょうか。。

マルチタスクという言葉、耳にする機会が最近増えたように思います。
「複数の作業を同時にこなすこと」を指す言葉ですが
家事はマルチタスクが必要な仕事かもしれませんし
有能な証にも思える言葉に思っていましたが、実はそうじゃないんですね。

ある心理療法士の方は「脳が、必要な情報をきちんと収めた引き出しなら
マルチタスクをしている人の脳は、物がぐちゃぐちゃに出ている
引き出しのようだ」と述べておられます。

また、テクノロジーの専門家も「マルチタスクができていると思えても
新しいタスクを追加するたびにパフォーマンスは落ちている。
マルチタスクをすると神経系が活性化すので、実際には効率がどんどん
下がっているのに、効率が上がっていると考えてしまう」
というコメントをしておられます。

特に、人と話す時、何かをしながら話したりしていないか考えさせられました。
もし誰かと話をしながら別のことをしているなら
単なるパフォーマンスの低下だけでなく、信頼も低下させてしましますよね。

一つのことに集中し、気を散らすものがあれば目の前から無くすこと。
また、誰かと話しているときは、目を見てしっかり話を聞く。
当たり前だけど、時々思い起こさなければいけないことだなと感じました。